今回紹介するのは、ダイワのフラッグシップ電動カウンターリール「21ソルティガ IC 300H-SJ」のインプレッションです。
実際にオフショアジギングで使い込んだ経験をもとに、リアルな使用感をまとめました。
スペックの紹介にとどまらず、このリールが向いている釣り・向いていない釣りも包み隠さずお伝えします。購入前の参考にしてください。
■ 21ソルティガ IC 300H-SJ スペック一覧
| メーカー | ダイワ(DAIWA) |
|---|---|
| モデル名 | 21 ソルティガ IC 300H-SJ |
| 用途 | オフショアジギング |
| ギア比 | 7.3 |
| 最大巻上長 | 約98cm(ハンドル1回転) |
| 自重 | 約405g |
| 最大ドラグ力 | 10kg |
| スプール径 / 幅 | φ43mm / 33mm |
| 糸巻量(PE) | 1.2号-600m / 1.5号-500m / 2号-400m |
| ハンドル長 | 85〜95mm |
| ベアリング数 | 11BB + 1RB |
| 搭載機能 | ICカウンター / ハイパードライブデジギア / マグシールド / アルミフレーム |
■ 使用条件・タックルセッティング

- 釣法:オフショアジギング
- ライン:PE 1.2号
- ジグウェイト:60g〜140g
- 水深:浅場〜中深場メイン
ライト寄りのジギングからやや重めのジグまで、幅広い状況で実際に使用してきました。
■ 21ソルティガ IC 300H-SJの特徴

- ICカウンター搭載で水深管理がしやすい
- Hギア(ハイギア)による素早い回収
- 剛性感の高いボディ
- ソルティガらしい巻きの軽さと耐久性
- 電池交換も特殊な工具など必要なく簡単に電池交換可能

数値では伝わりにくい「使っていて安心できるリール」という感覚が、このリールを使うたびに強く感じられます。
■ 実際にジギングで使って感じたメリット
① 巻きが軽く、それでいてトルクがある
ハイギアモデルでありながら、ジグをしゃくった後の巻き上げが驚くほど軽い。
100gを超えるジグを使っても、リールに無理をかけている感じがなく非常にスムーズです。
② ICカウンターが想像以上に便利
水深・フォール距離がリアルタイムで正確に把握できるため、
ヒットレンジの再現が格段にしやすくなります。
特にタチウオジギングのように、ヒットレンジの精度が釣果に直結する釣りでは、ICカウンターの恩恵を大きく感じます。
また、着底のタイミングが把握しやすくなるため、根掛かり防止にも効果的です。
③ 巻き上げアラーム搭載によりタナ調整がしやすい
10メートルごとにアラームが鳴るため、液晶を確認しなくても巻き上げ量を把握できるのは実釣で非常に助かります。
視線を水面に向けたまま釣りのテンポを維持できるのは、思った以上に大きなメリットです。
④ 剛性感が高く、ファイト中も安心
不意に大物が掛かっても余裕を持って対応でき、
ドラグの滑り出しも非常にスムーズで信頼感があります。
ハイパードライブデジギア搭載により、トルク感は抜群。
ハイギアモデルでありながら巻きの重さを感じにくく、長時間のジギングでも疲れにくいのが好印象です。
重めのジグを使う場面でも、力を入れすぎることなく自然なリズムで釣りを続けられます。
ICカウンター搭載モデルでありながら、剛性感と操作性のバランスが非常に高い。
「高機能=扱いにくい」という印象はまったくなく、むしろ実釣をとことん想定して設計されたリールだと感じます。
ICカウンター搭載リールというと「メカメカしい」「デザインが野暮ったい」という印象を持たれがちですが、21ソルティガ IC 300H-SJはそのイメージを良い意味で裏切ってくれます。
ICカウンターを搭載しながらも、ソルティガらしい無骨で高級感のあるデザインを維持しており、タックル全体の見た目を損なわないのが嬉しいポイント。
性能だけでなく、所有欲もしっかりと満たしてくれる1台です。

実釣でのエピソードとして、タチウオジギング中に想定外のオオニベがヒットしたことがありました。
ライト寄りのタックルだったため一瞬ヒヤッとしましたが、ファイト中もリールが音を上げることなく、終始主導権を持ってやり取りできました。
巻きの安定感、ドラグの滑らかさ、ボディ剛性の高さ。
「フラッグシップモデルらしい安心感」を、実釣の中で改めて体感できた瞬間でした。
■ デメリット・気になる点
① 軽量リールではない
自重約405gあるため、1日しゃくり続けると手首や腕への負担は確かにあります。
スーパーライトジギング(SLJ)がメインの方には、少し重く感じる場面があるかもしれません。
② 価格はやはり高め
ソルティガブランドだけあって、価格は相応の覚悟が必要です。
ただし、長く使い込むことを前提にすれば、その作りの良さから十分納得できるコストパフォーマンスだと感じます。
③ 浅場オンリーならオーバースペック
水深が浅くて軽いジグ中心の釣りなら、より軽量なライトゲームICの方が扱いやすい場面もあります。
釣り場の環境やジグウェイトに合わせてモデルを選ぶのが賢明です。
■ こんな人におすすめ
- ジギングでレンジ管理を重視したい人
- PE1〜1.5号で幅広いジグを使う人
- 100gを超えるジグを多用する人
- 信頼性重視で長く使えるリールを探している人
■ まとめ|ジギングで「安心して使えるICベイトリール」

21ソルティガ IC 300H-SJは、
ジギングに必要な「巻き・剛性・レンジ管理」のすべてが高い次元でまとまったリールだと感じます。
価格は確かに高めですが、その分だけ信頼して使い込める実力があります。
ジギングをメインに楽しんでいる方なら、長期的に見て後悔の少ない選択になると思います。
タイラバでもカウンター付きリールの便利さは折り紙つきなので、タイラバ対応のソルティガIC100シリーズも次の候補として検討中です。
これから購入を考えている方へ|25ソルティガの登場について
本記事では21ソルティガ IC 300H-SJについて実釣経験をもとにインプレしてきましたが、2024年後半には最新モデル「25ソルティガ」が発表・発売されており、現在はそちらが最新ラインナップとなっています。
25ソルティガは性能・剛性バランスがさらに最適化されており、スペック面での進化は間違いありません。
最新モデルを求める方にとっては、非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。
一方で、実釣で使い込んできた立場からはっきり言えるのは、21ソルティガICも今なお十分すぎる性能を持ったリールだということ。
特にジギング用途において、トルク感・巻きの安定感・ICカウンターの実用性、どれも完成度の高さは今でも色あせていません。
21ソルティガICと25ソルティガの価格差は決して小さくなく、コストパフォーマンスの観点では21ソルティガICを選ぶ価値は今でも十分にあると感じます。
最新性能の25ソルティガを選ぶか、実績十分な21ソルティガICを選ぶか。
釣りのスタイルや予算に合わせて選ぶのが、もっとも後悔のないリール選びになると思います。



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