はじめに
ついに買ってしまいました。ダイワのティエラ AIR IC 100。
実はつい最近までティエラ A IC 150を使っていたんですが、思い切って買い替えました。
その理由はシンプル。SUPフィッシングにアルミボディはオーバースペックだったからです。
ティエラ150を手放した理由

ティエラ A IC 150は剛性バツグンのアルミフレーム(ハイパーアームドハウジング)を採用した、パワフルで信頼性の高いリールです。
ただ、SUPでの釣りをにするようになってから、少し気になることが出てきました。
SUPフィッシングで重要なのは「軽さ」と「バランス」です。
ボートと違い、SUPは立ちながら釣りをするスタイル。タックル全体の重量が体への負担に直結します。アルミボディの剛性は素晴らしいけど、水深50メートル未満のSUPフィッシングでそこまでの剛性は正直いりません。
ティエラ AIR IC 100を選んだ理由

| ティエラ A IC 150 | ティエラ AIR IC 100 | |
|---|---|---|
| 自重 | 約220g | 165g |
| ボディ素材 | アルミ(ハイパーアームドハウジング) | ザイオン(ZAION) |
| ICカウンター | あり | あり |
| ギア比 | 6.3 | 7.1 |
| 巻取り量(1回転) | 70cm | 66cm |
55gの軽量化は数字以上に体感できます。軽めのヘッドを使うSUPフィッシングでは、この差が積み重なります。
ポイントはただ軽いだけじゃないところ。ティエラ AIR ICのボディ素材はザイオン(ZAION)というダイワ独自の高密度カーボン繊維×特殊樹脂素材。
アルミより軽く、一般的な樹脂より剛性が高いという、まさにSUPフィッシングに求めていた素材です。「アルミの剛性は要らないけど、ふにゃふにゃの樹脂も嫌」という絶妙なポジションを埋めてくれます。
ひとつ注意点として、ギア比は7.1とティエラ150の6.3より高いにもかかわらず、ハンドル1回転あたりの巻取り量は66cmと150の70cmより少ないです。これはスプール径が小さいため。ギア比の数字だけ見て「速巻きできる」と思うと実釣で拍子抜けするかもしれないので、購入前に把握しておきたいポイントです。
ICカウンターはSUPでの縦の釣りとの相性が良さそうです。
開封ファーストインプレ

手に持った瞬間の感想は「軽い、そして高級感がある」。
165gという数字は知っていましたが、実際に持つと改めてびっくりします。ザイオンボディ特有のしっとりした質感も好印象。
ボディ小型化によりデジタルディスプレイはティエラA ICより小さくなりましたが、シンプルで視認性がいいです。
特筆したいのがボディのコンパクトさ。
ICカウンター付きリールというと、どうしても大型でゴツいイメージがありますよね。でもティエラ AIR IC 100は、バスフィッシングで使うベイトリールとほぼ変わらないサイズ感。普段からベイトタックルに慣れている人なら、まったく違和感なく握れると思います。SUPで取り回す際もストレスゼロ。「ICカウンター付きなのにこのコンパクトさ」は、実際に手に持って初めて実感できる魅力です。
今回合わせたロッドはひしも(HISHIMO)ソルダム SOMB632XUL。6.3フィートのXULアクション、24t日本製フルカーボンソリッドの削り出しという国産ハイエンドロッドだ。タイラバ・イカメタル・オモリグとマルチに使えるのがこのロッドの魅力で、ティエラ AIR IC 100との組み合わせは軽量×軽量のオールブラックセット。ビジュアルも最高です。
今回あえて左巻きを選んでみた。
オモリグやイカメタルではロッドをしゃくる利き腕が右手になるので、左巻きは理にかなってます。ただ今回メインで使おうと思っているのはタイラバ。タイラバは等速巻きが基本なので、利き手(右手)で巻いた方が安定しやすい。正直、左巻きの選択はミスだったかもしれません(笑)。
今のところ巻きもかなりぎこちないので、とにかく練習あるのみ。慣れれば問題ないと信じたいところですが……この左巻き、最終的にどうなったのかは記事の最後で正直に書きます。
残念ポイント:糸巻き量がもう少し欲しかった
唯一気になったのが糸巻き量。
標準巻糸量はPE0.8号で120m。実用上は問題ないレベルだが、欲を言えば150m巻けると安心だった。
根掛かりやライントラブルでラインをロストするリスクも少なくない。コンパクトさと軽さを優先した結果のスプール径なので仕方ない部分ではあるが、ここは正直に残念ポイントとして挙げておきたい。
【追記】左巻きが合わず、手放しました
「実釣インプレは追記します!」と締めていたこの記事ですが、正直にご報告があります。このティエラ AIR IC 100、結局は友人に譲りました。
理由はひとつ、左巻きがどうしても手に馴染まなかったから。しばらく練習してみたものの、メインで使うタイラバの等速巻きが利き手じゃない左手だとどうしても安定せず、巻きスピードにムラが出てしまう。前述の「左巻きの選択はミスだったかも」という不安が、実際に使ってみて確信に変わってしまいました。
リール自体の軽さ・コンパクトさ・質感は文句なしだっただけに、非常に惜しい。ですが自分の釣りに合わないものを無理に使い続けても仕方ないので、ちょうど欲しがっていた友人に譲ることにしました。良いリールなので、きっと活躍してくれるはずです。
買い替えで最初に候補にしたのは、実は右巻きのティエラ AIR IC 100Hでした。ところがダイワ公式のパーツリストを1点ずつ照合してみると、AIR ICと20ティエラICはギア・駆動系が共通で、約9割が同一部品。だったら最新のAIRにこだわる必要はないな、と。というわけで、あえて少し安く手に入る右巻きの20ティエラIC(100H)を購入しました。やっぱりタイラバの等速巻きは利き手(右手)に限る、というのが今回の教訓です。こちらの使用感は別記事でまとめる予定です。
これから購入する方へ:巻き手の選択は本当に慎重に。「しゃくり中心の釣りか、等速巻き中心の釣りか」で決めるのがおすすめです。私のようにタイラバメインなら、素直に利き手巻きが無難だと思います。
まとめ
- SUPフィッシングにアルミボディのヘビーリールは不要だった
- ザイオンボディで55gの軽量化、でも剛性はしっかり確保
- ICカウンター付きなのにバスリールと変わらないコンパクトさ
- ギア比7.1でも巻取り量は66cm/スプール径の違いに注意
- PE0.8号で120m/150m欲しかった
- 左巻きが手に合わず友人に譲渡→右巻きの20ティエラICに乗り換え(巻き手選びは慎重に)
SUPやカヤックフィッシングで軽量リールを探している方には、ティエラ AIR IC 100は有力候補になると思います。
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