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ノリーズ ロードランナーNシステム RR560STB インプレ|カヤックで使える万能ショートロッド

ロッド

ロードランナーNシステムのRR560STBをご存知でしょうか。

5’6″というショートレングスに「Super Technical」の刻印が入ったモデルで、Nシステムの中でも一番珍しい番手と言われています。

このロッドは近所のリサイクルショップでこの560STBと出会いました。古いロッドで傷もあり、状態もそこまで良くはありませんでした。値段は12,000円ほど。正直、高いとは思いました。

ただ、「ここで逃したら次はいつ出会えるかわからない」という気持ちが上回って、迷わず購入を決意しました。

Nシステムとは

ロードランナーはノリーズが展開するバスロッドシリーズで、田辺哲男プロが監修したモデルとして長年愛されてきました。

Nシステムはその中でも初期のシリーズの次に出たモデルにあたり、現在は廃盤となっています。後継としてヴォイス、アウトバックとLTTシリーズが続いていきますが、Nシステム独自のブランク設計やリールシートが好きで今でも使い続けているアングラーは多いです。中古市場ではコンディションの良い個体に高値がつくこともあり、特定の番手は見つけたら即買いという人も少なくありません。

スペック

項目詳細
品番RR560STB
全長5’6″
推奨ライン6〜12lb
推奨ルアー1/8〜1/2oz
ブランク素材HP40グラファイト
シリーズSuper Technical

合わせているタックル

このロッドには21カルカッタコンクエスト100HGを合わせて、ラインは12lbフロロカーボンを巻いています。

何でも使えるセッティングを意識していて、フカベイトを余裕で投げられるパワーもありつつ、タイニープラグをキャストすることも普通にできます。ロッドのキャラクターに合わせてリールも懐の広いものを選ぶと、このセットの万能さがさらに活きてくると思います。

使ってみた感想

短いのに、ちゃんと曲がる不思議な竿

本来、短いロッドというのは曲がりにくいはずなんですよね。ところがこの560STBは、ちゃんと曲げることができるんです。しかもそのおかげでピンスポットへのキャストが気持ちよく決まる。使ってみるまでは「なんで?」と思うんですが、実際に投げると納得できる、不思議な竿です。

トゥイッチがしやすい

ロッドが短いのを活かしてトゥイッチがかなりしやすいです。ミノーやジャークベイトをキビキビ動かしたいときに、短さがそのまま武器になってくれます。
中弾製カーボンですのでいい感じにダルい感じなので手首に負担も少ないです。  

幅広いルアーに対応できる守備範囲の広さ

推奨ルアーウェイトが1/8〜1/2ozと幅広いのが特徴です。フカベイトのような重めのルアーから、タイニープラグまで1本でこなせます。この時代のロッドって、スレッドの飾り巻きが綺麗で本当に贅沢な作りをしているなと感じますね。

カヤックフィッシングとの相性

普段はカヤックでの釣りでメインに使っています。カヤックは荷物を絞る必要があるので、1本でいろんな釣りをこなせるロッドが重宝するんですよね。この560STBはまさにそれで、取り回しの良さも含めてカヤックにぴったりの一本です。

RR600SDLとの使い分け

以前このブログで紹介したRR600SDL(ホリデースペシャル)は、軽量ハードベイトをのんびり楽しむための繊細な一本。一方でこの560STBは、操作もしやすいので、ポッパーやジャークベイトや少しウェイトのあるルアーをメインで使いたいときに出番になります。

カヤックではこのどちらかを積んでおけば、かなりの状況をカバーできると感じています。

ちなみに以前はヴォイスHB560Lも所有していましたが、L表記にもかかわらずかなり強めの竿で、自分の釣りスタイルには合いませんでした。同じ560でも番手によってキャラクターがまったく違うので、実際に触らないとそれぞれの良さはわかりにくいと思います。

中古で買う場合・使用上の注意点

Nシステムはすでに廃盤ですので、入手は中古市場がメインになります。購入・使用にあたっていくつか注意点があります。

① ガイドリングの摩耗チェック

結構溝があるモノがありますので注意してください。

Nシステムのガイドリングはゴールドサーメットを採用しています。トップガイドの摩耗が進んでいる個体もありますので、購入時は必ずリングの状態を確認するようにしてください。

② PEラインは使わないほうが賢明

ゴールドサーメットリングはPEラインの使用でリングに溝ができる原因になります。ナイロンやフロロカーボンでの使用をおすすめします。

③ TBSリールシートのガタつきに注意

黄色いパーツが動くためフォアグリップを締め込んでもリールがぐらつくことがあります。

NシステムにはTBSリールシートが採用されていますが、フォアグリップをしっかり締め込んでも、リールシート後部の受けが動いてリールがわずかに動いてしまうことがあります。外れることはないのですが、なんとなく不安になるんですよね。構造上仕方ないことなんですが、大きな魚がかかると不安になります。

まとめ

RR560STBは、カヤックやボートでの釣りで「1本で何でもこなしたい」というアングラーにぴったりの一本だと思います。短いのにちゃんと曲がってピンスポットに投げられる、使えば使うほど手放せなくなる不思議な魅力があるロッドです。

Nシステムの中でも特に希少な番手と言われているだけあって、中古市場でもなかなか出回りません。気になっている方は、見かけたときに迷わず手に取ってみてください。

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