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【モラムSX1600CIVCB】オーバーホール後の組み立て方法を詳しく解説!

モラムSX1600CIVCB オーバーホール後の組み立て方法を詳しく解説!(記事のアイキャッチ画像) リール

この記事はモラムSX1600C IVCB オーバーホール【全3回】の第2回です。
ギアボックス分解編/②組み立て編(この記事)/③レベルワインダー・ブレーキ編

はじめに|分解・洗浄が終わったパーツを組み上げる

前回の【ギアボックス分解編】に続き、今回は組み立て編です
分解・洗浄が終わったパーツを、組み上げていきます。

写真付きで解説しますので参考にしてみてください。

👉 分解編はこちらから

組み立て前に準備しておくこと

モラムSX1600C IVCBの分解図(パーツリスト)。組み立て前に手元に用意しておく
  • 各パーツがしっかり洗浄・乾燥できているか確認
  • パーツリスト(図解)を手元に用意 
  • グリス・オイル(ドラググリス、ギアグリス、オイル)を準備
  • ピンセット・精密ドライバーなどの工具も忘れずに!

ギア周りの組み立て|メインギア・ピニオン

インナープレートとリンクアームを組む

1.インナープレートにリンクアームをのせます。リンクアームは表裏薄くグリスを塗っておきます。

インナープレートにグリスを薄く塗ったリンクアームをのせたところ

2.リフトプレートにもグリスを薄く塗り、リンクアームの赤マルの出っ張りとリンクアームの穴を合わせて組み込みます。

リンクアームの出っ張りとリフトプレートの穴を合わせて組み込む(赤マル部)

ドライブギアとギアカバーを組む

3.ドライブギアシャフトにオイルを塗ったベアリングを組み込みます。Eリングを入れるのは先が細いプライヤーで入れてやるとやりやすいです。

オイルを塗ったベアリングを組み込んだドライブギアシャフトをプライヤーで保持

4.ギヤカバーを穴にはめて。ドライブギアを組み込んで行きます。ドライブギアシャフトを組んでしまうとギアカバーは後からつけられないので、忘れないように注意してください。

ドライブギアを組み込む前にギヤカバーを穴にはめる(赤枠部)

5.ドライブギアシャフトを組んでネジを2本止めます。シャフトに付いているプレートでギヤカバーを押さえて固定する形になります。

ドライブギアシャフトを組んでネジ2本で固定したところ

6.ドライブギヤプレートを組み込みます。プレートには向きがありますので、画像のような向きで組んでいきます。

向きに注意して組み込むドライブギヤプレート

コグホイールとメインギアを組む

7.レベルワインダーを動かす樹脂ギヤのコグホイール2個をを入れていきます。コグホイールにをグリスを薄く塗ります。

レベルワインダーを動かす樹脂製コグホイール2個を組み込んだ状態

8.メインギヤにグリスを薄く塗ってギヤの2つの穴にコグホイールの出っ張り2点を合わせて組み込みます。

メインギヤの2つの穴とコグホイールの出っ張りを合わせて組み込む(赤枠部)

ドラグプレートを組み込む

9.メインギアにドラグプレートを組み込みます。ドラググリスを薄く塗ってドライブギヤの中に入れていきます。ドラグをロックして使いたい方はパーツクリーナーで洗浄して何も塗らずに組み込んでいただければフルロックの状態で使用することは可能です。(モラムはリールフットのカシメにガタが出やすいのでドラグをロックさせて使うのはオススメできないです)

ワッシャーの順番は写真の通り組み込みます。

組み込む順番どおりに並べたワッシャー類

ピニオンギアとクラッチヨークを組む

10.ピニオンギヤの赤枠で囲ってある所に薄くグリスを塗り、クラッチヨークに組み込み、リール本体に組み込んでいきます。

ピニオンギヤのグリスを塗る箇所(赤枠部)

ヨーク組込みには裏表がありますので注意してください。

裏表のあるクラッチヨーク。向きを間違えないよう注意する

クラッチスプリングとサイドプレートを組む

11.クラッチスプリング画像のように組み込みスプリングホルダーを組み付けます。

クラッチスプリングを組み込みスプリングホルダーを組み付けた状態

12.クラッチレバーのホルダーをつけてサイドプレートをつけていきます。ハンドルブッシング、スプリングや、ピニオンシャフト等組み忘れ、組み付けミスがないかよく確認してから組みつけてください。

サイドプレートを付ける前のギアボックス。組み忘れがないか確認する

ポイント:ピニオンギアが逆さまだとクラッチがうまく切れません!

スタードラグ・ハンドルの組み立て

1.ベアリングにオイルを付け、ピニオンシャフトのベアリングを入れて、リテーナーを組み込みます。リテーナー組込みは工具は必要なく簡単に入れることができると思います。

ピニオンシャフトのベアリングを入れてリテーナーを組み込んだところ

2.メカニカルブレーキの音出しプレートを組みメカニカルキャップをつけます。(音出しプレートは表裏あるので組む時には注意してください)

メカニカルブレーキの音出しプレートを組みメカニカルキャップを取り付ける

2.ドラグワッシャ2枚を組み込みます。ドラグワッシャーは湾曲していますので、向きに注意してください。

湾曲したドラグワッシャー2枚を向きに注意して組み込んだ状態(赤マル部)

ワッシャーの間に隙間ができるように組み込んでください。下の写真はダメな例です。

ワッシャーの間に隙間ができていないダメな組み方の例

3.ドラグクリックラチェットを組み込んでいきます。裏表を間違うと音が出ないので、向きに注意してください。

裏表に注意して組み込むドラグクリックラチェット

4.最後にスタードラグ、ハンドルを組み付けていきます。

スタードラグとハンドルを組み付けて完成したモラムSX1600C IVCB

写真はハンドル、メカニカル、スタードラグを変えてしまっていますが、組み方は変わりませんのでご了承ください。

組み立て後の動作チェック

  • ハンドルがスムーズに回るか
  • メカニカルのクリック音がなるか
  • スタードラグのクリック音かなるか

不具合があれば、もう一度見直してください。

あると便利な工具

オーバーホールにあると便利な工具とグリス・オイル類
  • ピンセット(細かいバネ用)
  • パーツトレー(ネジ紛失防止)
  • 極小サイズのブラシ(汚れ除去に)
  • マイクロファイバークロス(仕上げ拭き用)

まとめ|モラム組み立てのポイント

今回のポイントは、

  • ギアとドラグの順番と向き
  • クラッチバネやブレーキの細かいパーツの向き
  • 組み立て後の動作確認

モラムは構造も簡単なので、誰でも組み上げは可能なリールです。

しかし、部品供給がもうされていませんので、指針がない方は、プロの方にお任せすることをお勧めします。

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