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バス用の15カルコン200HGをライトジギング仕様に!リブレBJ66-74へハンドル交換した話【15カルカッタコンクエスト200HG×LIVRE BJ66-74】

リール
LIVRE BJ66-74に交換した15カルカッタコンクエスト200HGの全体
LIVRE BJ66-74に交換した15カルコン200HG

はじめに

結論から言うと、15カルカッタコンクエスト200HGは、スペック上はハンドルを変えればライトジギング(60〜100gのジグ)に十分使えるリールです。

調べてみて驚いたのが、オフショア専用機の14オシアコンクエスト200HGと、ギア比・ドラグ力・巻上長がまったく同じだということ。しかもカルコンのほうが20g軽いです。

今回は、バス釣りで使っていたこの15カルコン200HGに、リブレのBJ66-74を付けてジギング仕様にしました。付けたのは、中古で買ったダイワ用(M8)のハンドル。センターナットの交換と799円のスペーサーで、2,300円するシマノ用の専用パーツを使わずに装着しています。かかった費用は、ラインを除けば15,000円弱です。

この記事では、スペックの比較から、ダイワ用ハンドルの付け方と注意点、ブレーキの考え方、かかった費用までまとめています。実際に海で使ったインプレは、釣行後に追記する予定です。

なぜバス用のカルコンをジギングに使おうと思ったのか

この15カルコン200HGは、8年ほど前に中古で手に入れたものです。ちょうどジョイクロなどのビッグベイトが流行っていた頃で、重いルアーをしっかり巻けるリールとして選びました。ただ、最近はビッグベイトを投げる機会がほとんどなくなり、出番がめっきり減っていました。

カルコンは丸型のフルメタルボディで剛性が高く、もともとソルトにも対応しているリールです。棚で眠らせておくより、海で使ってあげたほうがリールも活きる。そう考えて、ジギング用に仕立て直すことにしました。

ちなみにタイラバ用には、カウンター付きの25オシアコンクエストCT 200MGを新しく買いました。この15カルコンとの比較は、25オシアコンクエストCT 200MGを買ったのでタイラバ目線で開封レビューで書いています。

14オシアコンクエスト200HGとスペック比較

まずは、ジギングで定番の14オシアコンクエスト200HGと並べてみます。

項目15カルコン200HG14オシコン200HG
ギア比6.26.2
最大ドラグ力5.0kg5.0kg
自重265g285g
最大巻上長78cm78cm
糸巻量ナイロン12lb-180m/14lb-150m/16lb-130m/20lb-100m(PEは公式記載なし)PE1号-440m/2号-200m
純正ハンドル42mm60mm
ドラグ音ありあり

ギア比もドラグ力も巻上長も同じで、違うのは自重と純正ハンドルの長さ(42mmと60mm)くらい。言い換えれば、ハンドルさえジギング向きに変えてしまえば「20g軽いオシコン」として使えるということです。ラインは、重めのジグも使いたいのでPE1.5号を200m巻く予定です。

ドラグ音が付いているのも大きい

カルコン200番のうち、14年に出たノーマルギアの200にはドラグ音がありませんが、15年に追加された200HGには搭載されています。シマノの純正パーツリストにも「ドラグ音出シピン」「ドラグ音出シバネ」が載っていて、これは14オシコン200HGにも付いている装備です。

バス釣りではドラグを出される場面はあまりありませんが、オフショアでは青物や真鯛に走られてドラグが出るのは当たり前。ラインが出ていることを音で確認できると、魚が走っているのか止まったのかがつかみやすく、やり取りの安心感がまったく違います。ジギングに流用するなら、ノーマルの200ではなく200HGを選ぶ理由のひとつになると思います。

海水OK。ただし専用機より丁寧にケアしたい

15カルコン200HGはシマノもソルトゲーム対応をうたっているので、海で使うこと自体は問題ありません。

ただ、サイドプレートには軽量化のためのブランキング加工(穴あけ)がされています。一方のオシアコンクエストは、サイドプレートに穴がありません。軽さよりも、海水を中に入れないことを優先した作りなんだと思います。現行のオシコンでは防水構造のXプロテクトも搭載されていて、やはり専用機はそこまで考えて作られています。

つまりカルコンは、軽さと引き換えに海水が入りやすいリール。流用するなら、釣行後はドラグを締めた状態で流水で軽く塩を流し、穴の部分に残った水分をエアダスターや乾いた布でしっかり飛ばしておくのがおすすめです。

15カルコンのハンドル反対側の穴あきサイドプレート
ハンドル反対側の穴あきサイドプレート
サイドプレートの穴のアップ
サイドプレートの穴のアップ

正直なところ、海水対策だけを考えればオシコンのほうが安心です。それでもカルコンを選ぶのは、ブランキング加工のあるサイドプレートがかっこいいから。手に取るたびにテンションが上がるリールで釣りをしたい。そこはスペックよりも大事にしています。

海水でのリールトラブルについては、リールのベアリング追加は本当に必要か?海水で失敗して気づいたことでも書いています。

ハンドルにリブレBJ66-74を選んだ理由

15カルコン200HGに付けたリブレBJ66-74とノブ
ノブはリブレのEP44(ファイヤー&ゴールド)

BJ66-74は、ピッチ(回転の中心からノブまでの長さ)を66〜74mmの間で調整できるシングルハンドルです。15カルコン純正の42mmはもちろん、14オシコンの純正ハンドル(60mm)よりも長くでき、ジグの回収や魚とのやり取りで巻き上げが楽になります。逆に短めに設定すれば、しゃくりのテンポも上げやすい。釣り方に合わせて調整できるのが、このハンドルのいいところです。

今回は青物が掛かっても力負けしないよう、長いほうの74mmに設定し、ノブはリブレのEP44を合わせました。最初はEP40が付いていたのですが、ジグをしゃくるにはひと回り大きいノブのほうが良さそうだったので付け替えています。ゴールドのボディにゴールドのハンドル、そこにファイヤー&ゴールドカラーのノブ。見た目の統一感もかなり気に入っています。

リブレのノブを付け替えるときは、ハンドルによってノブシャフトの規格が違う点に注意が必要です。詳しくはリブレのノブシャフト交換は税抜1,605円だった|EP40が付かない問題の解決法で書いています。

参考までに、いちばん短い66mmにするとこんな感じです。

BJ66-74をいちばん短い66mmにした状態
ハンドルをいちばん短い66mmにした状態

ちなみに、ハンドルはひと回り大きいBJ75-83とも迷いました。ただ、200番のボディに付けるにはオーバースペックすぎると思い、今回は見送っています。300番クラスのボディなら、BJ75-83が良さそうです。

リブレのハンドル全体の評判やシリーズの選び方は、リブレ(LIVRE)は高いだけ?カスタムハンドルの評判と人気シリーズの選び方にまとめています。

交換手順と注意点

LIVRE BJ66-74の刻印アップ
ハンドルに入ったLIVRE BJ66-74の刻印

作業自体はシンプルです。純正ハンドルのナット止めプレート(リテーナー)のネジを外し、センターナットを緩めて純正ハンドルを抜きます。あとはワッシャーを付けてBJ66-74を差し込み、センターナットを締め込めば完了です。

気をつけたいのは2点。ひとつは適合で、リブレのハンドルはダイワ用・シマノ用などでネジの規格が違うため、自分のリールに合うタイプを選ぶ必要があります。カルカッタコンクエストの場合、200番はシマノ用の規格ですが、300番以上になるとダイワと同じM8規格になります。同じカルコンでも番手によって合うハンドルが変わるので、購入前に必ず確認しておきましょう。

ちなみに今回は中古で購入したため、手に入ったのはダイワ用のM8タイプです。そのままでは15カルコン200HGに付かないので、センターナットをシマノ右巻き用のものに交換し、Amazonで購入したスペーサーを使って装着しました。リブレからもシマノ用の「8角カラーB」というパーツが出ているのですが、こちらは2,300円となかなかいい値段。Amazonのスペーサーなら4個入りで799円だったので、今回はこちらで装着しています。※メーカーが想定している組み合わせではないので、真似する場合はガタつきがないかよく確認したうえで、自己責任でお願いします。

ハンドルのカラーとAmazonで購入したスペーサー
ハンドル側のカラー(左)とAmazonで買ったスペーサー(右)
カラーにスペーサーを入れた状態
カラーにスペーサーを入れた状態

もうひとつはスタードラグとの干渉で、取り付けたあとにドラグを回してみて、ハンドルと当たらないか確認しておきましょう。

実際の作業で一番気をつかったのは、スタードラグまわりです。シマノのベイトリールは、スタードラグの下にバネや音出し用の樹脂パーツ(音出し板)が入っていて、これらの位置をきちんと合わせないままハンドルを締め込むと、パーツを破損させてしまいます。ひどいとドラグが空回りすることもあるそうです。センターナットを外すとバネの力でパーツが浮いてくるので、スタードラグを指で押さえたまま作業し、ぴったりはまる位置を確認してからハンドルを締めるのがコツです。

ハンドルを外した15カルコンのスタードラグ部分
ハンドルを外したスタードラグ部分。黒いパーツが破損しやすい

写真の黒いパーツが特に破損しやすいので、位置を合わせてから慎重に組み付けましょう。

ジギング向けのブレーキ設定

15カルカッタコンクエストのブレーキシュー(赤い4つのブロック)
スプールのブレーキブロック(赤いパーツ)

15カルコンのブレーキは遠心ブレーキで、スプールに付いた4つのブレーキブロックをON/OFFして強さを調整します。

ジギングはキャストよりも、ジグを落とすフォールが中心の釣りです。バス釣りのようにキャストのバックラッシュを抑える必要はあまりないので、ブレーキは弱めにしてフォールスピードを優先するのが基本になります。具体的な設定は、実際にジギングで使ってみてから詰めていく予定です。

かかった費用

項目金額
リブレ BJ66-74(中古)14,000円
ノブ EP440円(手持ちを流用)
センターナット(シマノ右巻き用)0円(手持ちを流用)
スペーサー(Amazon・4個入り)799円
ライン(PE1.5号200m)これから購入
合計(ライン除く)14,799円

ハンドルは中古、ノブとセンターナットは手持ちのものを使えたので、ラインを除けば15,000円弱でジギング仕様にできました。新品のジギングリールを1台買うことを考えると、かなり安く済んだと思います。

実釣で確かめたいこと

まだ海では使えていないので、実釣で確かめたいことを書いておきます。気になっているのは、80〜100gのジグをしゃくったときの巻き重りがどれくらいか、ドラグ5.0kgで青物とのやり取りが足りるか、ブランキング部分からの塩ガミがどの程度出るか、そしてフォールに合うブレーキ設定。このあたりは釣行後にしっかりレポートします。

なかでも一番不安なのがドラグです。スペック上の最大ドラグ力は5.0kgですが、このリールは8年前に中古で買ったもの。今もスペックどおりの力が出ているとは思えず、ジグをしゃくっただけでドラグが出てしまわないか、使う前から少し怖いところです。

【実釣後に追記予定】

まとめ

15カルコン200HGは、中身はほぼ14オシアコンクエスト200HG。ハンドルを変えるだけで、20g軽いライトジギングリールとして使えます。

しかも変えたのはハンドルだけなので、純正ハンドルに戻せばバス釣りやシーバスなど、キャスティングの釣りにもそのまま使えます。オフショアのジギングからキャスティングまで、1台で幅広く対応できるいいリールだと思います。

海水対策の手間は少し増えますが、見た目のかっこよさを取るなら十分アリな選択です。私のように海釣りを始めて使わなくなったバス用リールが手元にあるなら、海で第二の人生を与えてみるのもおすすめです。

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