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遊漁船 海神でタイラバ!船中マダイ50枚超えの1日【スイッチスティックSS-C552×カルカッタコンクエストSE】

釣行
走行中の遊漁船のデッキと海
この日はベタ凪。船中マダイ50枚超えの好日だった

2026年8月13日、広島の遊漁船「海神」でタイラバに行ってきました。結果から書くと、自分の釣果はマダイ7枚(50cmアップ3枚最大60cm)、チダイ1枚、アジ2匹。船中ではマダイが50枚を超えたそうで、かなり良い釣りができました。

この日は無垢タングステンヘッド100g+がまかつ 桜幻 スパイキーカーリーで60cmの真鯛を釣ることができました。前回の海神釣行でも良かった「海遊 ウホウホカーリー×ジャッカルのスカート」の組み合わせも、今回の釣行でも調子よく真鯛を釣ることができました。

タックルはベイトがジャッカル スイッチスティック SS-C552 × シマノ 24カルカッタコンクエスト シャローエディション、スピニングがひしも SOLDUM SOMS632XUL × シマノ 22ステラ C3000SDHの2本。水深60〜90mという深めのレンジで、使用しました。

8月13日、五日市メープルマリーナから2時間のロングドライブ

出船は五日市メープルマリーナから5時過ぎ。そこから大島大橋をくぐって、約2時間弱かけて釣り場へ向かいます。実釣開始は7時過ぎでした。

出船直後、船上から見た山と穏やかな海
五日市メープルマリーナを5時過ぎに出船。海面は穏やかだった
船の上から見上げた大島大橋
大島大橋をくぐって釣り場へ。港から片道2時間弱のロングドライブ

タイラバの遊漁船でこの移動時間はかなり長い部類です。なぜここまで走るのか。おそらくですが、近場では大鯛が狙いにくいから、大鯛を狙うために遠くまで走ってくれたのだと思っています。

タイラバだと近場でもある程度は成立するはずですが、サイズを求めるとなると話は別です。燃料代も時間もかかる中であえて2時間走るという判断は、狙いがハッキリしていないとできないと思います。

結果として船中マダイ50枚超え、自分も50cmアップ3枚獲れているので、この判断は正解だったということになります。走ってでも魚がいる場所に入れてもらえるかどうかは、こういう日の釣果を大きく左右します。船長には正直かなり感謝しています。

項目内容
日程2026年8月13日
遊漁船「海神」
出船五日市メープルマリーナ 5時過ぎ
移動大島大橋をくぐって約2時間弱
実釣7時過ぎ〜16時納竿
帰港18時
釣り方タイラバ(一部SLJ)

納竿が16時、港に戻ったのが18時。移動込みで丸一日の釣行になるので、体力的にもかなりハードでしたが、船長のおかけで納得の行く釣りができました。

当日の状況|水深60〜90m、船中マダイ50枚超え

この日狙った水深は60mから90m。タイラバとしては深めで、潮の速さによってはヘッドをかなり重くしないと底が取れないレンジです。実際、自分は100gを軸に組み立てました。

朝から夕方まで通してポツポツ拾える展開でしたが、ハッキリ差が出たのは終了間際の15時から16時。ここで一気にタイが上がりました。納竿16時なので、本当に最後の1時間です。

こういう日にありがちなのが、朝の時合いが不発だった時点で集中力が切れてしまうパターンです。今回に関しては、最後の1時間まで手を止めなかった人がしっかり枚数を伸ばしていました。深場のタイラバは巻き続けるのがしんどい釣りですが、「終了間際こそ本番かもしれない」と思って巻けるかどうかで結果が変わると実感しました。

項目内容
水深60〜90m
自分の釣果マダイ7枚(最大60cm)、チダイ1枚、アジ2匹
船中釣果マダイ50枚超え
ヒットの傾向日中はポツポツ/15〜16時に集中
メインのヘッド重量100g

ベイトタックル|ジャッカル スイッチスティック SS-C552 × 24カルカッタコンクエスト シャローエディション

メインで振ったのはこちらのベイトタックルです。ロッドが5.5ftと相当短いので、深場でずっと巻いていても軽量で腕への負担が少ないのが一番のメリットだと感じています。

ジャッカル スイッチスティックとカルカッタコンクエスト シャローエディション、奥にマダイ
この日のメインだったベイトタックル。軽量タックルですので、疲労も軽減できます。

ロッド|ジャッカル スイッチスティック SS-C552

スイッチスティックはジャッカルのタイラバ用「激短」ロッドで、SS-C551とSS-C552の2機種があります。自分が使っているのは高弾性カーボンチューブラーのSS-C552。フルソリッドの551に対して、552はバーチカルな釣りを想定したモデルです。

項目ジャッカル スイッチスティック SS-C552
全長5.5ft
継数1ピース
自重83g
適合ルアーウエイト〜160g
適合PEライン0.6〜1.0号
ブランク高弾性カーボンチューブラー(UL相当)

注目したいのが適合ルアーウエイトが160gまである点。今回メインで使った100gヘッドは余裕の範囲内で、90mラインでも不安なく振れました。自重83gという軽さも、一日中巻き続ける釣りではかなり効いてきます。

リール|シマノ 24カルカッタコンクエスト シャローエディション

リールは24カルカッタコンクエスト シャローエディション。もともとナイロン8lb-100mを想定したキャスト寄りのシャロースプール機なので、タイラバに使っているのは少数派だと思います。

手に持ったカルカッタコンクエスト シャローエディション
丸型のコンパクトなボディ。巻き取り77cmで深場のタイラバでもストレスがない

それでも選んでいる理由はギア比7.4/ハンドル1回転77cmという巻き取り量です。自分はリールをギア比で選ぶタイプで、深場で回収する回数が多いタイラバでは、この巻き上げ量の差が一日の終わりの疲労感にそのまま出てきます。

項目24カルカッタコンクエスト シャローエディション
ラインナップ30HG(右)/31HG(左)※HGのみ
ギア比7.4
最大巻上長77cm/ハンドル1回転
自重220g
最大ドラグ力4kg
スプール径/幅33mm/19mm(MGLスプールIII)
ハンドル長42mm(標準)
ベアリング数13/1
糸巻量(ナイロン)8lb-100m/10lb-90m/12lb-65m
糸巻量(PE・実際に巻いた結果)0.8号-200m が下巻きなしでぴったり ※メーカー公表値ではありません

中身は21カルカッタコンクエスト100/101をベースに、インフィニティドライブと超高強度真鍮のマイクロモジュールギアを搭載しています。

シャローエディションを選ぶ最大の理由|PE0.8号200mが下巻きなしでぴったり

メーカーが公表しているのはナイロンの糸巻量だけで、PEラインの表記はありません。そこで実際に巻いてみたところ、PE0.8号200mが下巻きなしでぴったり収まりました

これがシャローエディションをタイラバに使っている一番大きな理由です。

下巻きが要らないということは、その分スプールが軽くなるということです。通常のスプールにPE0.8号を巻こうとすると、下巻きでかさ増ししないと足りません。その下巻きは釣りの最中に一度も水に出ることがないのに、キャストや巻き取りのたびに一緒に回り続けます。ラインキャパが余っているなら、それは完全に死んだ重量です。

スプールが軽くなるとスプールレスポンスが上がります。回り出しと止まりが軽快になるぶん、ラインの動きの変化が手元に伝わりやすくなる。結果として少し軽めのヘッドでも着底感度が上がります

これはタイラバではかなり効いてきます。水深60〜90mで着底が取れないと、そもそも釣りが成立しません。感度が足りないぶんをヘッドの重さで補うのが普通のやり方ですが、スプールを軽くして感度そのものを上げれば、必要以上に重いヘッドを使わずに済むわけです。

キャスト用のシャロースプール機をタイラバに転用していると書くと変わり者に見えるかもしれませんが、「0.8号200mが下巻きなしで入る」という一点だけでも、この釣りに使う理由としては十分だと思っています。

ハンドル|リブレ SB 60-65 + EP40ノブ

ハンドルはリブレのSB 60-65に交換して、ノブをEP40にしています。SB 60-65は調整プレートを180度回転させるだけで60mmと65mmのピッチを切り替えられるのが特徴です。

ロッドホルダーに立てたベイトタックルのハンドル部分
リブレ SB 60-65にEP40ノブ。ハンドル長は65mm側で使用

自分はタイラバでは65mm側を使っています。純正の42mmから65mmまで伸ばすと、同じ力で回したときのトルク感が明確に変わります。深場で100gを超えるヘッドを上げてくる釣りだと、この差はかなり大きいです。

なぜ65mmに行き着いたのかは、同じく65mmで使っているスピニング側で詳しく書きます。

  • ピッチ:60mm/65mmの2段階(プレート反転で切替)
  • 標準ノブはEP37(自分はEP40に換装)
  • 着脱式バランサープレート、クイックスライドバランサーシステム搭載(私はバランサーが付いた見た目が好みではないためはずしていますが、タイラバの等速で巻いていく釣りにはバランサーを装着したほうが使いやすいかもしれません。)

ちなみにEP40は標準ラインナップではなくショップ別注や換装で組み合わせる形になります。ノブの大きさは好みが割れるところなので、可能ならお店で握ってから決めるのがおすすめです。

スピニングタックル|ひしも SOLDUM SOMS632XUL × 22ステラ C3000SDH

この日はスピニングも持ち込んで使いました。ロッドはひしも(HISHIMO)の SOLDUM SOMS632XUL、リールはシマノ 22ステラ C3000SDHです。

ひしも SOLDUMと22ステラ C3000SDHのスピニングタックル
スピニングはSOLDUM SOMS632XUL+22ステラ C3000SDH

ロッド|ひしも SOLDUM SOMS632XUL

ひしもは知名度でいえばメジャーどころではありませんが、SOLDUMは日本製24tフルカーボンソリッドにガイドは富士のステンレスフレームKガイド/SiC-Sリングという、価格の割にかなり手の入った作りをしています。

項目ひしも SOLDUM SOMS632XUL
全長6.3ft
継数2ピース(バットジョイント)
仕舞寸法139cm
自重116g
ルアーウエイト20〜120g
適合PEライン0.6〜1.0号
ブランク日本製24tフルカーボンソリッド
ガイド富士 ステンレスフレーム Kガイド/SiC-Sリング

ルアーウエイトが20〜120gなので、100gヘッドもきちんと守備範囲。バットジョイントの2ピースで仕舞139cmになるのも、車載や移動が絡む釣行では地味に効いてきます。

※ひしものロッドを使っている人はほぼいないので被ることはないので、人と違うものを使ってみたいと思う方には一度試してほしいです。          

フルソリッドですが、シャキッとしていてジグもしゃくれますのでタイラバ、ライトジギングも1本でどちらもいけます。

リール|22ステラ C3000SDH(ノーマルギア5.1)

リールは22ステラ C3000SDH。ダブルハンドルモデルですが、ダブルハンドルが欲しくて選んだわけではありません。タイラバ用にノーマルギアが欲しかったのですが、22ステラのC3000番でノーマルギア(5.1)の設定があるのがC3000SDHだけだったので、消去法でこの型番になったというのが正直なところです。

手に持った22ステラ C3000SDH
ノーマルギア5.1。ハンドルはリブレ ライトアーム65に交換済み
項目シマノ 22ステラ C3000SDH
ギア比5.1(ノーマルギア)
自重220g
最大ドラグ力9kg
実用ドラグ力6kg
最大巻上長75cm/ハンドル1回転
スプール径47mm
ストローク17mm
ハンドル長(純正)45mm
糸巻量(PE)0.6号-200m/0.8号-150m/1号-120m

タイラバでノーマルギアを選ぶ理由はシンプルで、等速でゆっくり巻きたいからです。ハイギアだと、意識してゆっくり巻いているつもりでも速くなりがちで、一日通して同じスピードを維持するのが難しくなります。

このリールについては別記事で詳しくインプレしているので、細かいところはそちらもどうぞ。

22ステラ C3000SDHをインプレ|タイラバ・ライトジギング

ハンドル|リブレ ライトアーム65 + EF40ノブ

ステラ側も純正のままではなく、ハンドルをリブレのライトアーム65、ノブをEF40に交換しています。

ライトアーム65はスピニング用の65mmロングピッチハンドルで、2500〜4000番クラスに対応。ハンドルプレートはA7075超々ジュラルミンの3D加工で、ベールに干渉しないミドルサイズのスカートが標準で付いてきます。

純正のハンドル長が45mmなので、65mmまで伸ばすとかなり印象が変わります。ただ、最初から65mmを選んだわけではありません

先にライトアーム58(58mm)も試しています。普通に使えてはいたのですが、ヘッドが120gを超えてくると辛くなったんです。それでロングハンドルの65mmに変えました。

深場のタイラバはヘッドが重くなるほど巻き上げにトルクが要ります。58mmで足りているうちはいいのですが、120gを超えた途端に足りなくなる。つまり自分がどこまでのヘッド重量を使うのかで、必要なハンドル長は決まってくるということです。軽いヘッドしか使わないなら58mmでも困りませんが、重いヘッドを使う前提なら最初から長いほうを選んだほうがいいと思います。

もうひとつ、65mmのほうが丁寧に巻ける感じがするのも大きいです。ハンドルが長いぶん1回転にかかる時間が伸びるので、同じ感覚で回していても動作がゆっくりになります。等速でじっくり巻きたいタイラバでは、この「急ぎにくさ」がそのまま武器になると感じています。

タイラバは「一定のスピードで巻き続ける」ことがそのまま釣果に直結する釣りです。ノーマルギア(5.1)+65mmハンドルという組み合わせは、速く巻きたくても巻けない状況を意図的に作るための環境づくり、と考えてもらうと分かりやすいと思います。

ハンドル長をどう決めているかはタイラバのハンドル長はギア比で選ぶ|55mmと65mmにした理由でも詳しく書いています。

ライン・リーダーは2本とも共通セッティング

ラインはベイト・スピニングとも同じにしています。

項目セッティング
メインラインバリバス アバニ ジギング10×10 マックスパワーPE X8 0.8号
リーダーフロロカーボン4号
リーダー長3ヒロ程度
対象タックルベイト・スピニング共通

X8の0.8号は強度がMAX16.7lb。10m×10色のマーキングが入るので、水深60〜90mというレンジで「今どこを引いているか」を把握しやすいのが大きいです。深場のタイラバは、底から何m巻いたかを共有できるかどうかで組み立ての精度が変わります。

リーダーはフロロ4号を3ヒロ。PE0.8号に対して4号はかなり太めですが、これにはハッキリした理由が2つあります。

ひとつは、高いタングステンヘッドをロストしたくないから。タングステンのヘッドは鉛と比べて値段が跳ね上がります。深場で根掛かりして1個飛ばすたびに財布が痛むので、多少太くしてでも回収率を上げたい。リーダーを1ランク上げるコストなんて、ヘッド1個の値段に比べれば誤差です。

もうひとつは、自分がドラグを結構締めて釣るから。ドラグを緩めて時間をかけて浮かせるのではなく、締めた状態でポンピングしながら一気に上げたいタイプです。当然リーダーにかかる負荷は大きくなるので、細いままだとそもそも成立しません。

水深60〜90mからやり取りするとなると、緩めたドラグで走らせるほど不利になります。ラインが出ている分だけ主導権を握られますし、時間もかかる。だったら最初から強めのタックルバランスで組んで、掛けたら早めに上げてしまうほうが、自分の釣り方には合っています。

つまりこの4号という太さは、「念のため」ではなくヘッドを守るためと、強引に上げるための必然ということです。3ヒロあれば、傷んだ先端を切り詰めながら一日使えるという実用面のメリットもあります。

逆に言うと、ドラグを緩めに設定して丁寧にやり取りする人なら、ここまで太くする必要はないと思います。リーダーの太さはファイトスタイルとセットで決まるものなので、他人の数字をそのまま真似するより、自分がどう獲りたいかから逆算したほうが早いです。

ラインを2本とも同じにしておくと、リーダーの結束やヘッドの付け替えを迷わず行えます。船上で考えることを減らすのは、それ自体が釣果につながる工夫だと思っています。

60cmを獲ったのは無垢タングステン100g+がまかつ 桜幻 スパイキーカーリー

この日いちばんの1枚、60cmのマダイを獲ったセッティングが無垢タングステンヘッド100g+がまかつ 桜幻 スパイキーカーリーでした。

デッキに置いたマダイと、口元のタングステンヘッド
この日の1本。ヒットしたのは無垢タングステン100g
タックルボックスの上に並べたタイラバの仕掛け2種類
上が無垢タングステンヘッド+がまかつ 桜幻 スパイキーカーリー、下が海遊 ウホウホカーリー+ジャッカルのスカート
項目内容
ヘッド無垢タングステン 100g
ネクタイがまかつ 桜幻 シリコンネクタイ スパイキーカーリー(品番19-329)
釣果マダイ60cm

ヘッドは無垢のタングステンを使っています。タングステンは鉛より比重が高いので、同じ100gでもシルエットがひとまわり小さくなるのが最大のメリットです。

水深60〜90mという深いレンジだと、この差がそのまま効いてきます。小さいぶん潮を受けにくく、フォールも速い。底を取るまでの時間が短くなれば、その分だけ一日の中で通せる回数が増えます。深場のタイラバは手返しの回数がそのまま釣果に効く釣りなので、ここは削りたくないところです。

もちろん値段は鉛の比ではありません。だからこそ、前の章で書いたとおりリーダーを太くしてロストを防ぐという話に繋がります。高いヘッドを使うなら、それを守る前提でラインシステムを組む。この2つはセットで考えるべきものだと思っています。

ネクタイのスパイキーカーリーは、桜幻シリーズのシリコンネクタイです。大小のスパイキーカットによるフラッシングと、鋭いウェーブアクションを出すのが狙いのパーツで、ヘッドは無垢タングステン、ネクタイはがまかつという組み合わせで使っています。ヘッドとネクタイを同じメーカーで揃える必要はまったくないので、それぞれ良いと思うものを掛け合わせるのがタイラバの面白いところです。

水深60〜90mで100gという重量選択は、潮を考えれば妥当なところ。底が取れないと何も始まらないので、迷ったら重めから入って、軽くできるなら落としていく方向で組み立てるのが結局は近道だと感じています。

終了間際に効いた「海遊 ウホウホカーリー × ジャッカルのスカート」

そしてこの日いちばん書いておきたいのが、終了間際に反応が良かった海遊のウホウホカーリーとジャッカルのスカートのセッティングです。

デッキに置いたマダイとオレンジ色のネクタイが付いたタイラバ
終了間際は反応が良く、立て続けにマダイが口を使ってくれた

この組み合わせ、実は前回の海神釣行でも良かったものです。1回ハマっただけなら「たまたま」で片付きますが、別の日に同じ船・同じエリアで再び効いたとなると、話が変わってきます。

タイラバはネクタイやスカートの組み合わせが無限にあるので、当たりを1回引いても再現できないことがほとんどです。だからこそ、2回続けて効いたセッティングは自分の中の「基準」として残しておく価値があると思っています。次に同じエリアに行くとき、迷ったらここから入れるという確信になります。

  • ネクタイ:海遊 ウホウホカーリー
  • スカート:ジャッカル
  • 効いた時間帯:15時〜16時の終了間際
  • 再現性:前回の海神釣行に続いて2回目

しかも効いたのが15時から16時という納竿直前。この時間帯にタイが固まって上がったので、「時合い」と「セッティング」の両方が噛み合った形です。どちらか一方の要因とは言い切れませんが、少なくとも自分の中では、次回このエリアに入るときの第一候補になりました。

タイラバの引き出しを増やすというのは、新しいパーツを買い足すことよりも、効いたパターンを記録して次に持ち越すことなんだと改めて思います。

アジはRISE JIG SLJ SLIMの「ただ巻き」で

この日はタイラバの合間にジグも投入しました。きっかけは、一緒に行った友人がジグでアジを何本か釣っていたことです。

ロッドホルダーに立てたタックルとシルバーのメタルジグ
友人がジグでアジを釣っていたので、自分もRISE JIGを試してみた

自分も試しにライズジャパンのRISE JIG SLJ SLIMを落としてみたところ、アジが2匹釣れました。

ここで面白かったのが釣り方です。ジャークなどのアクションは一切入れず、ゆっくりただ巻きしただけで食ってきました。SLJというとしゃくるイメージが強いですが、この日に関しては何もしないほうが答えでした。

項目RISE JIG SLJ SLIM
ウエイト展開45g/60g/80g/100g
カラー全9色
対象魚青物・根魚などスーパーライトジギング全般
この日の使い方アクションなし/ゆっくりただ巻き

スリムなオーバル断面と左右非対称ボディで、水の抵抗を抑えたタイトなアクションとフォールの速さが売りのジグです。タングステンのRISE JIG SLJ TGもラインナップにありますが、鉛タイプは手を出しやすい価格帯なのがありがたいところ。

タイラバ船でジグを1本忍ばせておくと、こういう「本命が渋い時間帯」の逃げ道になります。今回のアジもそうですが、外道が増えるとクーラーの中身が一気に賑やかになるので、家族へのお土産という意味でも効果的です。

なお、チダイのほうはタイラバで釣れました。深場だとマダイ以外の高級外道も混ざってくるので、そこも深場タイラバの楽しみのひとつだと思います。

この日のタックル一覧

水色のタックルボックスとロッドホルダーに立てたベイトタックル
船上でのタックルの置き方。ロッドホルダーとクーラーは船の備え付け
ベイトタックルスピニングタックル
ロッドジャッカル スイッチスティック SS-C552(5.5ft/83g/〜160g)ひしも SOLDUM SOMS632XUL(6.3ft/116g/20〜120g)
リールシマノ 24カルカッタコンクエスト シャローエディション(ギア比7.4/220g)シマノ 22ステラ C3000SDH(ギア比5.1/220g)
ハンドルリブレ SB 60-65(65mm側)+ EP40ノブリブレ ライトアーム65 + EF40ノブ
ラインバリバス アバニ ジギング10×10 マックスパワーPE X8 0.8号同左
リーダーフロロカーボン4号 3ヒロ同左
メインの用途タイラバ(ヘッド100g中心)タイラバ/SLJ

まとめ|深場のタイラバで再現性があったこと

2026年8月13日、遊漁船「海神」でのタイラバ釣行を振り返ると、次の4点が持ち帰るべき内容でした。

クーラーボックスの中に並んだマダイとアジ
クーラーの中。船中50枚超えの中で、自分も納得の釣果になった
  • 水深60〜90mでは100gヘッドが軸。底が取れないと組み立てが始まらないので、迷ったら重めから
  • 60cmは無垢タングステンヘッド100g+がまかつ 桜幻 スパイキーカーリーで獲れた
  • 海遊 ウホウホカーリー×ジャッカルのスカートは、前回に続いて2回目の好反応。自分の中の基準になった
  • 終了間際の15〜16時に時合いが来た。最後まで巻き続けるかどうかで枚数が変わる

タックル面では、5.5ftのスイッチスティック SS-C552と、ギア比7.4のカルカッタコンクエスト シャローエディション、そしてリブレSB 60-65の65mmハンドルという組み合わせが、深場で一日巻き続けるための答えになっていると感じています。短いロッド・大きい巻取り量・長いハンドルという3点セットは、深場タイラバでは効いてきます。

そして何より、五日市メープルマリーナから2時間弱を走ってポイントに入れてくれた海神の船長に感謝です。船中マダイ50枚超えという釣果は、あのロングドライブがあってこそのものでした。

次に同じエリアに入るときは、ウホウホカーリー×ジャッカルのスカートから入って、時間帯は終了間際まで気を抜かない。この2つを持って行こうと思います。

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