以前メルカリでシーニンフの10フィートのジョンボートを中古購入しました。
今回は、そのボートがどんなふうに進化してきたかを振り返ってみたいと思います!
※はじめにお願い
この記事は個人の実体験の記録です。ボートでの釣りは、天候の急変や落水など命に関わるリスクがあります。ライフジャケットは必ず着用し、出艇場所のルールと当日の天気・風を確認したうえで、無理のない範囲で楽しんでください。安全についてはこの記事の後半(安全に楽しむために)にもまとめています。
購入〜引き取り編

友人に付いてきてもらい、広島から瀬戸大橋を渡り、香川県までボートを引き取りに行きました!
瀬戸大橋を渡るときは強風で「ボートが落ちないか…」とヒヤヒヤ💦
今でもその帰り道を思い出すと、ちょっと笑ってしまいます(笑)
遠方引き取りのときは、荷台固定をしっかり確認!
高速に入る前はベルトやロープを二重で掛けこれでもかというくらい縛りつけました💪
最初からデッキ付き!お得な買い物
購入したボートはフラットデッキが組まれており、キサカのオフセットトレーまで付属していたので、かなりいい買い物でした😄

ボート、エレキ、バッテリー、バッテリーチャージャーで11万円でしたので、かなりいい買い物だったと思います。
▼当時の購入時の状態

ドーリー取り付け

ドーリーはヤフオクで購入!
ボートに穴を開けるのは少し躊躇しましたが、一人でも簡単に出し入れできるようになって大正解👍
これは本当に付けてよかったパーツです。
ドーリーは「大きいタイヤ」と「リバース」ができるタイプが使いやすいです。
アルミとステンレスは相性がよくないみたいなので、気休め程度にはなりますが、コーキングで直接触れないようにしました。
初釣りは近場のダムへ!

初めてのボート釣行は近所のダムでした!
準備も入念なイメージトレーニングの成果で戸惑うことなく出船することができました。
肝心なエレキの操作方法も、30分ほどで感覚も掴めてきて、バンクに沿って流せるようになり、それなりには釣りはできたと思います。
オカッパリでは行けない場所にも行けて、最初の1回は今でも忘れられない思い出です😊
ボートから投げているルアーの話も書いています。ボートとオカッパリでの使い分けについてはスピナーベイトおすすめ5選をどうぞ。
エレキの軌跡
アナログからデジタルへ

最初は36ポンドアナログ5段階エレキを使っていましたが、メルカリで見つけたATマクサム44ポンド無段階エレキに買い替え!
当時ボート初心者だった私には36ポンドが不満だったわけではありませんが、ネット情報ではアナログより絶対デジタルということでしたので見つけた瞬間購入してました笑
無段階エレキはダイヤルが軽い力で回るので、立ったまま足で調整できますし、かなりスローにペラを回すこともできますので、エレキはデジタルをおすすめいたします。
12V最強クラス55ポンドへ!

ヤフオクで12V最大パワーのATマクサム55ポンドエレキを発見し、勢いでポチ!
このあたりから、少し知識がついてきて、こだわりが強くなり、改造が止まらない状態に(笑)
55ポンドはパワーが強い分、モーターが大きくなりエレキの重量も重くなります。
ミンコタからモーターガイド24Vへ

ふらっと立ち寄った中古釣具店にて、憧れていた、モーターガイドツアーが21ゲーターマウントとセットで5万円で売っていましたので購入しました。
24V仕様ですが、12V仕様でも使用できますのでどっちにしようか迷われているようでしたら、24Vを購入されると良いと思います。
こちらのエレキは34インチにシャフトカットされておりかなりお買い得の一品でした。
21ゲーターマウントを使用して取り付けしようと思っていたのですが、びっくりするぐらい重かったので、エレキの修理屋さんで発売されていたアウターアジャスターを使い、ミンコタのATマウントで使っています。

魚探はホンデックス一択!
HE4700 → HE5700 に買い替え!
水深と水温しか見てませんが、あるのとないのではモチベーションが変わってきます。
さらに勢いで HE840(GPS内蔵モデル) にアップグレード✨
ただし、ホームの白竜湖の地図が入っておらずショックでした…😢
HE840は完璧にスペックオーバーでしたので、今まで使っていた振動子も流用できる、TN5700Cにしています。

ホンデックスを使っている一番の理由ですが、振動子をアルミボートの船底に貼り付けて使用できることです。
水温計は、後ろでラダーに固定するようにしています。
私は片付けることが苦手ですので、準備、片付けをしやすいように手間を1個でも2個でも省けるような感じにしています。
振動子は船底に直接貼り付けています
ジョンボートで振動子をどう付けるかは、けっこう悩みどころだと思います。トランサムに付けると積み降ろしのたびに脱着することになりますし、ぶつけて壊すリスクもあります。
私は船内から船底にシリコンボンドで直接貼り付ける方法にしました。船体に付けっぱなしにできるので、現地でやることが減ります。

前述のとおり、私がホンデックスを使っている一番の理由がこれです。準備と片付けの手間が、ひとつでも減るのは大きいです。
船底接着(インハル)の手順と、失敗しやすいポイント
取扱説明書とホンデックス公式サイトに載っている手順は、ざっくり次の流れです。
- 水深2〜10メートルくらいある場所で、振動子と船底の間に水を入れて(空気が入らないように)押し当て、一番よく映る位置を探す。このとき魚探は感度を手動・中央、深度を20メートルに設定しておく
- 貼る面(振動子の底と船底)を240番くらいのサンドペーパーで磨き、アルコールなどで油分・汚れを落とす
- シリコンボンドを、気泡が入らないように押さえつけながら接着する
- 固まる前にもう一度映りを確認する。正常に映らなければナイフなどで剥がしてやり直す
- ずれないように重しを乗せ、24時間ほど硬化させる
手順の詳細と、接着の良い例・悪い例を示した図は、ホンデックス公式サイト「振動子の取付方法」で確認できます。実際に作業する前に、必ずお手元の取扱説明書と公式サイトを見てください。
ポイントは4番目の「固まる前に確認する」です。硬化してしまうと剥がすのが本当に大変なので、面倒でも仮当ての段階で映りを見ておいたほうがいいです。
説明書の図にある失敗パターンは、接着剤が厚すぎる/間に空気が入っている/振動子の周りにだけ接着剤を盛っている/接着面に凹凸があるの4つ。要するに「振動子の底面と船底が、隙間なく面で密着しているか」がすべてです。
※アルミ船への船底接着はメーカーの想定外です
ひとつ正直に書いておきます。ホンデックスの説明書と公式サイトに書かれている船底接着取付けの条件は、「FRP船で、船底が単層(10mm以下)の場合のみ有効」です。アルミ船については記載がありません。
つまりアルミボートでの船底接着は、メーカーが保証している使い方ではありません。私の艇では水深・水温とも問題なく映っていますが、船底の板厚や形状によっては映らない可能性もあります。
やってみる場合は、いきなり接着せず手順1の「水で濡らして押し当てて映りを見る」を必ずやってからにしてください。ここで映らなければ、その船・その位置では貼り付け式は成立しません。トランサム取付やエレキモーター取付に切り替えたほうが早いです。
現在の仕様と今後


今ではすっかり理想の仕様になり、もうこれ以上進化することはない…はず?😏
これからは、子どもが大きくなったら一緒に乗れるように、大切に使っていきたいと思います🚤✨
ちなみに子どもの釣りデビューについては、あえてベイトタックルを持たせた話を小5の子供の「初めての釣り」にあえてベイトタックルを選んだ話に書いています。
ジョンボートに免許・船検は必要?10フィートは「不要」の範囲に収まります
中古のジョンボートを探していると、最初に引っかかるのがここだと思います。結論から書くと、長さ3メートル未満・推進機関の出力1.5kW(約2.04馬力)未満のボートなら、小型船舶操縦免許も船舶検査(船検)も必要ありません。
「長さ3メートル未満」は全長ではなく登録長
ここがいちばん誤解されやすいところです。基準になる「長さ」は全長ではなく登録長で、登録長はおおむね全長×0.9。つまり全長でいうと約333センチ(約10.9フィート)未満までが免許不要の枠に入ります。
10フィートは約305センチですので、登録長にすると約2.75メートル。10フィートというサイズは、免許不要の枠にかなり余裕を持って収まるサイズということになります。
| 項目 | 免許・船検が不要になる条件 | 10フィート艇の場合 |
|---|---|---|
| 長さ(登録長) | 3m未満(全長でおよそ333cm未満) | 全長約305cm → 登録長約2.75m ◎ |
| 推進機関の出力 | 1.5kW(約2.04馬力)未満 | エレキの定格出力を要確認 |
| 推進機関の種類 | 電動機、または安全装置(プロペラガード等)を備えた船外機 | エレキ=電動機なので該当 |
船検も不要で、JCIへの届出もいりません
2003年(平成15年)6月1日に施行された規制緩和により、この条件に当てはまる船は小型船舶安全規則の適用除外となりました。そのため船舶検査は不要で、小型船舶検査機構(JCI)へ届け出る必要もありません。
気をつけておきたいポイント
- エレキの出力はカタログで確認を。ポンド(lb)はスラスト=推進力の単位で、出力(W)とは別物です
- 船外機を載せるなら2馬力未満(1.5kW未満)+安全装置付きが条件。少しでも超えると免許・船検が必要になります
- 12フィートなど3メートルを超える艇は、エレキだけで動かしても免許が必要です
- 法令は改正される可能性がありますので、購入前に国土交通省やJCI、販売店で最新の条件を確認してください
- 免許・船検が不要でも、フィールドごとのルールは別です。ダムや湖ではエンジン使用禁止や許可制のところもあるので、浮かべる前に必ず管理者のルールを確認しましょう
逆に言えば、10フィート+エレキという組み合わせは、免許も船検も持たずに始められるということです。中古艇から気軽にスタートしやすいのは、この条件があってこそだと思います。
サイズと重さの選び方|カートップなら軽さ最優先、2人で乗るなら11フィート
実際に使ってみて感じたのは、免許不要の枠に収まる艇は中古相場も少し高めだということです。免許も船検もなしで始められる価値にどうしても需要が集まるので、そこは織り込んで探すことになります。
カートップするなら「軽さ」が最優先
トレーラーで牽引するなら船体重量はほとんど気にしなくて構いません。でもカートップで運ぶつもりなら、軽さが最優先です。
というのも、釣行後にボートを片付けるのは予想以上にしんどいからです。朝は元気なので何とでもなりますが、一日釣りをして疲れきったあとに、また同じ重さを持ち上げて車に載せることになります。ここが続けられるかどうかで、ボートを買ったあと本当に使うかが決まります。カタログを見るときは、私は船体重量を真っ先に確認します。


写真の船体に付いている車輪が、後述の「ドーリー取り付け」で紹介しているリバースドーリーです。進水と回収を一人でやるために付けたパーツですが、軽トラへの積み込みでも同じように効いてきます。
つまり「船体が軽いこと」と「転がせること」がそろって、はじめて一人で完結できるということです。カートップ前提で艇を選ぶなら、重量のスペックと同じくらい、ドーリーを付けられるかどうかも見ておいて損はありません。

2人で乗るなら10フィートは少し狭い
1人で使う分には10フィートで十分ですが、2人だと10フィートは少し狭く感じます。2人での釣行がメインになりそうな方には、サウザーの11フィート(JW-11)をおすすめします。
ここで前の章の「登録長」の話が効いてきます。JW-11は全長3.30メートルありますが、登録長にすると約2.97メートル。つまり11フィートでも免許・船検が不要な枠に収まっているんです。10フィートしか選択肢がないと思っていた方は、ぜひ11フィートも候補に入れてみてください。船底幅96センチは免許不要ボートでも最大級で、広さの差はかなり体感できます。
免許不要クラスの主な現行艇スペック
| モデル | 全長 | 全幅 | 船底幅 | 船体重量 | 定員 | 最大出力 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| キサカ ウイザード WP-298L | 2.98m | 1.11m | — | 28kg | 2名 | 2hp | 要問合せ |
| サウザー JW-11 | 3.30m | 1.17m | 96cm | 37kg | 2名 | 2hp | 237,000円 |
| キサカ ウイザード WP-330VW | 3.30m | 1.30m | 117cm | 44kg | 2名 | 5hp | 273,000円 |
※スペック・価格は2026年7月時点で正規販売店(ミシマつり具店)が公開しているものです。WP-330VWは最大5馬力の船外機を搭載できますが、免許・船検が不要になるのは出力1.5kW(約2馬力)未満で使う場合に限られる点にご注意ください。最新の価格や在庫は販売店にご確認ください。
28kgと44kgでは、一日の終わりの体感がまったく違います。「どこまでの広さが必要か」と「疲れたときに自分ひとりで載せられるか」のバランスで選ぶのが、結局いちばん失敗が少ないと思います。
中古ジョンボートを買うときのチェックポイント
これから中古のジョンボートを探す方向けに、私の経験から「ここは見ておいたほうがいい」というポイントをまとめておきます。
- リベット周りの緩み・漏水跡:アルミボートの生命線。可能なら現物確認を
- 船体の歪みや大きな凹み:写真ではわかりにくいので複数アングルの写真をもらう
- 付属品の状態:エレキの動作確認、バッテリーの製造年式は要チェック。バッテリーは消耗品なので交換前提で予算を組むと安心
- デッキの状態:デッキ付きは大幅な時短&節約になるが、木部の腐りがないか確認
- 引き取り方法:遠方引き取りなら荷台への固定ベルトを多めに準備。二重掛けが基本です
フリマアプリやオークションでの購入は当たり外れがありますが、私のようにデッキ・エレキ・バッテリー込みでお得に手に入ることもあるので、条件の良い出物をじっくり待つのがおすすめです。
よくある質問(FAQ)
Q. 免許や船検は必要?
登録長3メートル未満・推進機関の出力1.5kW(約2.04馬力)未満であれば、免許も船検も不要です。10フィート艇はこの枠に収まります。判定に使う「長さ」は全長ではなく登録長(おおむね全長×0.9)である点に注意してください。詳しい条件は上の「ジョンボートに免許・船検は必要?」の章にまとめています。
Q. 総費用はどれくらいかかった?
私の場合、ボート・エレキ・バッテリー・チャージャー一式で11万円。そこにドーリー(ヤフオクで購入)や魚探などのカスタム費用が加わっています。新品で同じ構成を揃えると倍以上はかかるので、中古スタートはかなり現実的な選択肢だと思います。
Q. 一人でボートの出し入れはできる?
ドーリーさえ付ければ可能です。本文でも書いたとおり、「大きいタイヤ」と「リバース(タイヤを跳ね上げられる)機能」のあるタイプを選ぶのが快適に使うコツです。船体に穴を開ける勇気は必要ですが、その価値は十分にあります。
安全に楽しむために|ライフジャケットと出航前の5チェック
ここまで楽しい話ばかり書いてきましたが、最後に安全の話をさせてください。ミニボートは手軽に始められるぶん、大きな船よりも風や波の影響を受けやすい乗り物です。
ライフジャケットは必ず着用する
落水したときに命を守ってくれるのはライフジャケットだけです。国土交通省も、ミニボートに乗る人に対して「出航前から」の着用を呼びかけています。乗ってから着るのではなく、艇に乗り込む前に着ておくのが基本です。
「膨張式は使用期限や作動確認が必要」「同乗者の分も人数ぶん用意する」「子どもは体格に合ったサイズを選ぶ」——このあたりも忘れずに。
出航前の五ヶ条(国土交通省)
国土交通省海事局のリーフレット「ミニボートに乗る前に知っておきたい安全知識と準備」では、出航前の確認事項として次の5つが挙げられています。
- ライフジャケットは出航前から着用しているか
- 燃料は満タンになっているか
- 他船に視認してもらうための目印となる旗を高い位置に掲げたか
- エンジントラブルに備えてオールを積み込んだか
- 防水バックに携帯電話を入れたか
出典:国土交通省海事局「ミニボートに乗る前に知っておきたい安全知識と準備」
エレキで走るダム・湖の釣りでも、バッテリー切れ=オールが唯一の推進力になります。オールと携帯電話(防水ケース)は、面倒でも毎回積んでおきたいところです。
出艇場所のルールと当日の気象を確認する
- その場所が出艇可能かどうかを必ず確認する(立入禁止区域、漁業権、遊漁券、ボート持ち込みの可否はフィールドごとに違います)
- 風の予報は「今」ではなく時間ごとの変化を見る。行きは追い風でも、帰りが向かい風だと戻れなくなります
- 家族や知人に行き先と帰宅予定時刻を伝えておく
- 夏場は熱中症対策(飲み物・帽子・日陰)を。水上は逃げ場がありません
※車で運ぶときの注意も一つ。真夏の車内にバッテリーやライター、スプレー缶などを置きっぱなしにしないでください。車内は驚くほど高温になり、破裂・発火のおそれがあります。
まとめ

中古からスタートしたジョンボートでも、少しずつ手を加えていくと「自分だけの一艇」に育っていきます。
その過程こそが本当に楽しくて、まさにボートフィッシングの醍醐味だと思います。
これからボート釣りを始めようと思っている方の参考になれば嬉しいです!
📝 まとめポイント
- 中古艇でもカスタム次第で十分楽しめる!
- ヤフオク・メルカリを活用すればコスパ良し💰
- 少しずつ進化していく過程が最高に楽しい!
これまでオカッパリで釣りをしていたフィールドでも、ボートで浮くことで釣りの価値観がガラッと変わるのを実感しました。
「ボートを持てば好きなところに入れて、釣果も伸びる」と思っていましたが、実際にはそんなに簡単ではありません。
- どこでも行けるからこそ迷う
- 移動し放題で釣りが雑になる
- 粘り強く攻めることが難しくなる
など、ボートならではの “新しい難しさ” もたくさん体験しました。
オカッパリしか経験していない方こそ、ぜひ一度ボートで釣りをしてみてください。
楽しさと難しさの両方を味わえる、まったく別の世界が広がっています。
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